時代を着るのではなく、構造を着る ― ANATOMICAが“通好み”であり続ける理由

時代を着るのではなく、構造を着る ― ANATOMICAが“通好み”であり続ける理由

流行は移ろうが、人体は変わらない。
ANATOMICA(アナトミカ)は、そこから話が始まるブランドです。
ミリタリー、ワーク、フレンチヴィンテージを分解し、「なぜこの形なのか」「なぜこの位置にポケットがあるのか」を徹底的に掘り下げる。その姿勢は、服というより“設計思想”に近い。

ANATOMICAとは何者か

パリと東京を行き来しながら、実在したヴィンテージウェアを研究・再構築してきたANATOMICA。
特徴的なのは、年代やトレンドよりも人体構造(アナトミー)を最優先する点です。
例えば、立ったとき・歩いたとき・座ったときの可動域。
その結果生まれるのが、細身なのに苦しくないシルエットや、時間が経っても破綻しない形。

定番アイテムが語る哲学

・618 MARILYN:デニム史を解剖した末に辿り着いた、女性のための“完成形”
・USN 1940sデッキシューズ:軍用規格を日常に落とし込む再解釈
・ドルマン、ガルモンパンツ:古いフレンチワークの構造を現代に翻訳

これらは「売れるから作っている」のではなく、「理由があるから残っている」服たちです。

なぜ古着市場でも評価が高いのか

ANATOMICAの服は、劣化しにくい
トレンド依存ではないため、数年経っても価値が落ちにくく、むしろ廃番モデルや初期仕様は評価が上がることもあります。
特に、
・初期MARILYN
・フランス生産時代のアイテム
・サイズ欠けしやすい人気モデル
は、古着買取市場でも安定した需要があります。

まとめ

ANATOMICAは、派手さも即効性もありません。
それでも支持され続けるのは、「服は思想をまとうもの」という前提を、静かに、しかし頑固に守っているから。
クローゼットに眠るANATOMICAは、流行遅れではなく、熟成中の価値かもしれません。

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