時代とともに進化する定番アイテム
デニムは、単なるワークウェアからファッションの中心へと変化してきました。
その人気の移り変わりを、年代ごとに見ていきましょう。


1970年代:フレア&ベルボトム全盛
ヒッピームーブメントの影響で、裾が大きく広がるフレアデニムが流行。色落ち加工や刺繍入りも人気を集めました。
1980年代:ストーンウォッシュとスリムシルエット
個性を打ち出す派手なスタイルが人気。ストーンウォッシュやケミカルウォッシュなど「加工デニム」が流行し、細身のシルエットも支持されました。


1990年代:ルーズ&ストリートデニム
ヒップホップやスケーターファッションの影響で、バギーやルーズフィットが一世を風靡。Levi’s 501や大きめサイズを着崩すスタイルも定番に。
2000年代:プレミアムデニムブーム
DIESEL、True Religion、Evisuなど、海外ブランドの高級デニムが大流行。こだわりの色落ちや高い価格帯がステータスに。


2010年代:リジッドデニム&ジャパンデニム
岡山産デニムやセルビッジデニムが注目され、色落ちを自分で楽しむリジッドデニムが人気。シンプルなストレートやスキニーも市民権を得ました。
2020年代:多様化の時代
スキニーからワイドまでシルエットが多様化。サステナブルなオーガニックデニムやアップサイクル古着デニムも注目されています。レトロブームから90sルーズデニムも再び脚光を浴びています。


まとめ
デニムは常に時代の空気を反映しながら変化してきました。今の流行を追うのも良し、過去のスタイルを古着で取り入れるのも良し。トレンドの循環を意識して選べば、長く愛用できる一本に出会えるでしょう。